私は前回5年前の住民投票では反対票を投じましたが、今回の住民投票は賛成票を投じました。
しかし残念ながら結果は否決に終わりました。
二重行政の解消と行政のスリム化には元々賛成だったものの、前回の住民投票では特別区の区割りには地政学的な不自然さを感じたので、あえて反対票を投じました。
しかし、今回の住民投票では都構想自体が完全な案かどうか考えるよりも、二重行政の解消と行政のスリム化に向けて一歩前へ進んで欲しいと思ったので、賛成票を投じました。
まぁ〜残念な結果に終わり、これで大阪都構想はほぼ葬られましたが、維新の下で歩んできた大阪の10年は決して無駄ではなかったと思います。
この10年の間に「府市合わせ(不幸せ)」と揶揄されてきた大阪府と大阪市の二重行政は互いが連携することで解消されてきたから。
政策決定を直接投票で決める究極の民主主義、直接民主制。
大阪ではこの5年間で2度行われたわけですが、これはサイコロを振るかのようにどっちに転ぶかで将来が決まると思うと、心臓に悪いですね。(笑)
大阪都構想の住民投票でこれなんだから、憲法改正に避けて通れない国民投票となったらどうなるのやら。
国の形を変える一票となると何だか思った以上に敷居が高くなりそうだ。
軽い気持ちで投じる一票ではないから。
今回の住民投票は改めて一票を投じる責任の重さを痛感しました。
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